生老病死
生老病死は、四苦と言われる「苦」です。四苦八苦の四苦です。
生の苦はよく分からなくても、老病死の苦は、現代人にも
よく分かると思います。
アンチエイジングなどが流行るのも、老の苦から
逃れたいからです。
病や死は、普段ほとんどの人は考えないようにしています。
大病をしたり、死が近づいてくると、自分の人生は
これで良かったのか、などと考え出します。
ブッダは王子として裕福だったときから、
この問題を考えています。
日本でも、「武士道は死ぬことと見つけたり」の心構えを
忘れなかった武士は、死を常に見ながら生きていたことでしょう。
生老病死も、執着があるから苦として認識されます。
医学、薬学などを駆使して、生老病死に対処することも
もちろん必要です。
しかしそれだけでは、生老病死の苦は決してなくなりません。
執着が苦を生み出していることを、真に理解する時、
これらの苦も和らいでいきます。
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