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般若心経の秘密 ~ 2種類の解釈 3

空海は『般若心経秘鍵』という書を書き、そのなかで「チク・マンの真言を種子とす。
諸教を含蔵せる陀羅尼(だらに)なり」と書いています。

種子(種字)は、仏を表す文字で、瞑想に利用されるものです。
このことからも、『般若心経』が陀羅尼であり、瞑想のツールとして
使われてきたことが分かります。

般若経系の瞑想法(成就法)は、漢訳、チベット語、サンスクリット語
(インド語)を合わせると、30以上見つかっています。
種子、真言、陀羅尼などを使った瞑想は、インドにおいて広く行なわれていたと
思われます。

在家者も、出家者のような高度な瞑想は行なわないにしても、
真言を唱えるなどの瞑想は、行なっていたと考えられます。
『般若心経』は、一般在家の人にも手軽に唱えられる陀羅尼として、
広く親しまれていたのでしょう。

ある脳研究では、読経には瞑想と同じ効果があるとされています。
瞑想によって分泌される「セロトニン」などの脳内物質が、読経によっても
確認されるとのことです。

これは意味を考えないで読む方が良いようです。
意味を考えながら(思考を働かせながら)だと瞑想効果は低くなるようです。

意味は分からなくても構わないので、一心に『般若心経』を唱えてみてください。
瞑想の功徳(即ち仏の功徳)があることでしょう。

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