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即身成仏

即身成仏 7

『即身成仏義』では、最初に詩があり、その後に詩の解説が続きます。
詩に即身成仏の全てが集約されているわけです。

六大無碍(むげ)にして常に瑜伽(ゆが)なり
四種曼荼(ししゅまんだ)おのおの離れず
三密加持して速疾(そくしつ)に顕わる
重重帝網(じゅうじゅうたいもう)なるを即身と名づく

この詩を空海のレベルで理解できれば、空海の思想の大半は
修めたことになる気がします。

ここでは簡単に現代語訳を掲載します。

この世界を構成する六大(地水火風空識)は、さえぎるものなく、
永遠に融合しあっている。

四種の曼荼羅(マンダラ)は、それぞれが様相の異なる真実を表しており、
互いに離れることはない。

仏と衆生の身口意が、互いに加持しあっているので、
すみやかに覚りの世界が現れる。

この世界のあらゆる身体が、帝釈天の持つ網につけられた宝珠のように、
幾重にも重なり合い、万華鏡のように互いに映し合うことを、即身という。

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