週末のブリーフセラピーセミナー
この週末(24、25日)に、ブリーフセラピーのセミナーがあります。
生田倫子先生、若島孔文先生という、ブリーフセラピーの
第一人者によるセミナーです。
ブリーフセラピーやソリューション・フォーカスに興味のある方は、
ぜひお越しください。
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この週末(24、25日)に、ブリーフセラピーのセミナーがあります。
生田倫子先生、若島孔文先生という、ブリーフセラピーの
第一人者によるセミナーです。
ブリーフセラピーやソリューション・フォーカスに興味のある方は、
ぜひお越しください。
このレポートでは、チベット密教を歴史、教理、実践の観点から論じ、その特色を明らかにすることを目的とする。
最初にチベットに仏教を広めたのは、7世紀前半に活躍したソンツェン・ガムポ王と言われる。
8世紀になると、ティソン・デツェン王が仏教を国教化し、仏教は大いに発展する。
廃仏政策により一時仏教は衰退するが、10世紀後半から11世紀にかけて、チベットの仏教は新訳の時代として復興する。
インドのヴィクラマシーラ大学の学長であったアティーシャが招聘され、顕教を修学した上でタントラ密教を学ぶことを説いた。また、翻訳官リンチェンサンポは、『秘密集会タントラ』や『初会金剛頂経』など多くの密教経典を翻訳する。
| ★ | 2004年度 株式会社ホンダクリオ新神奈川 千葉ゼロックス株式会社 |
★ | 2003年度 NECフィールディング株式会社 |
| ★ | 2002年度 トヨタビスタ高知株式会社(現ネッツトヨタ南国) カルソニックハリソン株式会社 パイオニア株式会社 モーバイルエンタテインメントカンパニー |
★ | 2001年度 第一生命保険相互会社 セイコーエプソン株式会社 情報画像事業本部 |
| ★ | 2000年度 株式会社武蔵野 日本アイ・ビー・エム株式会社 ゼネラル・ビジネス事業部(GBD) |
★ | 1999年度 株式会社リコー 富士ゼロックス株式会社 第一中央販売本部 (現 販売本部 中央支社) |
| ★ | 1998年度 吉田オリジナル(現 株式会社イビサ) 株式会社 日本総合研究所 |
★ | 1997年度 千葉夷隅ゴルフクラブ アサヒビール株式会社 |
★株式会社 向瀧 平成15年度 会津若松経営品質賞<大賞>受賞
★株式会社オノギ食品 平成14年度 会津若松経営品質賞<大賞>受賞
★榮川酒造株式会社 平成14年度 会津若松経営品質賞<大賞>受賞
仕込み水は、日本名水百選のひとつ。すっきりした飲みやすい味わいが特徴
アルク教育社のマネジメント研修・人材育成プログラムGMP
ビジネスリーダーを育成する、アルク教育社のグローバルマネジメントプログラム(GMP)。
コーチング カウンセリング 心理学 関連
★ソリューション・カフェ
NPO法人ソリューショントーク協会のプロジェクト。
行動する人々を支援します。
★Japan-APT / MBTI
米国のMBTIユーザー団体であるAPTの日本支部。日本におけるMBTIの倫理的普及を目的に認定ユーザーの交流団体として設立された認定ユーザーによる団体。
★有限責任中間法人 日本MBTI協会
日本における国際規格のMBTI を冠する団体。国際規格のMBTI 取扱い資格付与講座やMBTI 有資格者への継続的な教育の推進などJapan-APTと共同で行なっています。
★日本産業カウンセラー協会
産業カウンセラーの養成、カウンセリング、メンタルヘルス、キャリアコンサルティング等を行っている。
★東京メンタルサポート協会
あなたが夢をかなえ、成功し、幸せになるためのお手伝いをします!
★コーチング講座
コーチングの資格やセミナー、講座探しのコツをわかりやすく紹介。
コーチング & モチベーションアップ小さなお店のためのコーチング
コーチング&モチベーションアップ情報満載 商売繁盛、売上を上げる秘訣はあなたの中にあった! 小さなお店の経営者必見のコーチング無料レポート進呈中
★メディカル@コミュニケーション
メディカル@コミュニケーションは医療に関わる全ての人をコミュニケーションとパートナーシップで応援します。講座、講演など是非ご参加ください。
★ヒーリングルームRunbaru(ルンバル) エンカレッジメント・カウンセラー 原順子さんのサイト。カウンセリング、コーチング、リーディング
自分らしく、自分が活きる、自分の人生を創作する、サポートをさせて頂きます。
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起業 コンサルティング ワークショップ 社会改革
★NPO法人 一新塾
自立した主体的市民による活動を目指す塾。橋本文隆(第9期生)
★アタッカーズ ビジネス スクール 【 ABS ]
大前研一氏が主催する起業家養成学校。橋本文隆(第9期生)
★中小企業診断協会東京支部 中小企業診断士を会員とする団体。東京支部。
★中小企業診断協会東京支部 城南支会
経営品質イニシアティブの母体となった経営品質の研究会がある。
★TokyoWorkshop ![]()
東京近辺のいろんなワークショップが紹介されています。
★ドリームゲート DREAMGATE
財団法人ベンチャーエンタープライズセンター主催、経済産業省後援の起業・独立支援サービス
★異業種交流会・セミナー情報
日本全国 ビジネス交流会・セミナー情報 を厳選
空海は、空海以前の一般仏教学における因果論をふまえて、空海独自の因果論を展開している。「断悪修善」や「善因善果」などの一般仏教学的因果論や、初期仏教の基本教理ともいえる十二因縁を、空海は、『秘蔵宝鑰』の第五抜業因種住心の中に位置づけ、因果論・因縁論を展開している。
しかし空海の因果論はそこに留まらず、独自の展開を見せる。その思想の基盤となるのは『釈摩訶衍論』と思われる。『釈摩訶衍論』では、果分を「不二摩訶衍法」といい、その不二の境地を「性徳円満海」と名づける。果分とは、一切の差別・機根を離れた仏自性秘密の境界であり、機根・教説を離れた境地である。因縁を超えた境地であり、因縁自体が説かれない。一方、「修行種因海」と名づける因分の立場では、機根があり教説がある。因分とは、仏自性果分の世界を因人に説く教えであり、衆生種々の機根に答えて因縁に随って説かれる。
菩提という言葉はサンスクリット語"bodhi"の音写であり、悟りの智慧を意味する。菩提心は阿耨多羅三藐三菩提心の略語と考えられる大乗仏教特有の用語である。
大乗仏教において菩提心という言葉は様々な意味に使われているが、田上太秀博士は、次の四方面から整理されている。
① 心性本浄としての菩提心
② 利他行としての菩提心
③ 空としての菩提心
④ 覚体(如来性)としての菩提心
これらの菩提心思想は、『大日経』や『金剛頂経』などの中期密教経典に大きな影響を与えていると思われる。
『大日経』においては、「入真言門住心品」において、「仏のいわく、菩提心を因とし、非を根本とし、方便を究竟とす」という有名な三句の中に菩提心が登場する。ここでは、一切智智の因となるものが、菩提心であるとなっている。
密教は初期仏教から大乗仏教に変化する中で、インドの多様な文化や思想を取り込みながら発展してきた歴史がある。密教は開祖としての釈尊に帰依するとともに、大乗仏教の菩薩道を歩み、さらにヒンドゥー教の神々やマントラ・護摩などを取り入れるなど、多様な構造を有している。このように密教が多様性を持つ理由として、この世界のあらゆるものに価値を認めるという密教の包容性が、大きな意味を持っていると考えられる。
初期の仏教においては、私達は煩悩のままに生きており、渇愛や嫌悪などの無明を因として苦を生じるとされる。無明を滅し、一切が苦であるこの世界の輪廻から解脱することが、仏道の目指すところとなる。
しかし大乗仏教において生じた仏性(如来蔵)という概念は、私たちが生まれながらにして仏の種を宿していると説く。その概念を受け継いだ密教は、この世のあらゆるものに仏を見るようになる。なぜなら、この世界のすべてのものは、宇宙の本源である大日如来の現れであり、大日如来そのものだからである。
如実智自心は、あるがままに自分の心を知るということであり、真言密教の基本ともいえる思想である。
自分の心をあるがままに知るとき、心は本来清浄であることに気づき、悟りへと至ることが可能となる。
大日経三句の法門に「菩提心を因とし、大悲を根とし、方便を究竟とす」とあるように、菩提心は仏の智慧を得る基本となる心であり、それは正に自心をうそ偽り無く知ることによって得ることができるものである。
「煩悩即菩提」と考える密教では、煩悩を含めて自己の心を知ることが求められているのであり、煩悩があるがゆえに即菩提へと至ることができる。煩悩にすら気づかない心では、到底菩提に至ることは出来ないであろう。
この小論文では、空海の「ことば」に留意しながら、異宗教との関わりや理解を深めることについて考察する。
グローバル化が急速に進展する現代において、異文化・異宗教との出遭い、交流は、今後益々大きくなっていくものと考えている。新たな文化の創造など、人類の明るい未来に貢献する現象がある一方で、イラン・イラク問題、イスラエル・パレスチナ問題など、紛争の種は尽きない。これらの紛争は、少なくとも表面的には宗教が関わっている。各宗教徒の多くはこのような紛争を望んでいないと思われるが、現実は多数の殺害・暴力に満ちている。このように一歩間違えれば暴力・紛争につながりかねない宗教間において、相互の理解は必要不可欠であると思われる。そこで空海・密教の観点を通じて、他宗教の理解を考察していきたい。
仏教興起以前のアーリヤ人は、当初から輪廻思想を持っていたわけではなく、初期には「死後に天界へ行き永遠に安楽に生きる」という思想が見られる。その後天界での存在様相に関心が高まり、天界での死(再死)を恐れる思想が生まれ、再死を恐れ涅槃を求める「輪廻と解脱」の思想が発達する。そのような流れの中で、死後の行き先は生前の行いによって決まるという因果応報の思想も浸透していく。
またアーリヤ人は、ブラフマンを中心とする世界観を発展させていく。ブラフマンは元々「ロゴス」や「力」という意味を持つ言葉であるが、やがて宇宙の源として最も神聖な究極不変の存在として扱われていく。ブラフマンとアートマンが、その本質において同一であるとする梵我一如の思想は、インドの代表的な思想となる。
ブッダが誕生した頃のインド社会は、部族中心の社会からアーリヤ人を中心とする都市国家への移行時期でもある。釈迦族も先住民族のひとつであり、最終的には大国コーサラに滅ぼされている。このような社会変革の時代は、ブッダだけでなく、ジャイナ教など多数の自由思想を生み出した。
大乗仏教の起源は、大乗仏教が釈尊の直説でないことが判明して以来、多くの人によって諸説が立てられている。明治時代になり仏教が学問的に研究されるようになると、大乗仏教が釈尊の直説でないことは自明のこととなり、「大衆部起源説」が多くの支持を得るようになる。「大衆部起源説」を批判する形で、平川彰は、「仏塔信仰を中心とする在家仏教教団が部派仏教とは別に存在し、菩薩衆として仏塔やアランニャを住居としていた。」とする説を打ち出した。
平川説が発表されて以来、次々と批判的に新たな説が生み出されている。まずは、主要な説の概略を述べてみたい。
釈尊が体得したダルマ(法)は数多くあり、対機説法によって語られたため、後世様々な解釈が生まれているが、究極的には次の3つにまとめられると思われる。「諸行無常・諸法無我・涅槃寂静」いわゆる三法印である。
「諸行無常」とは、この世界の全てのものは、変化して止まないものであり、永遠不滅なるものは存在しないということである。"世界の本質は運動である"とする弁証法など、「諸行無常」を是とする思想は多いが、釈尊は理論として無常を語るだけでなく、深い瞑想によって世界が生滅する様を観、その体験によって語っていることが重要である。
「諸法無我」は、永遠不変なる"我(アートマン)"は実体として存在しない(五蘊に我は存在しない)ことを意味する。この身体と心を、自分のものであるかのごとく人は思っているが、"生老病死"という心身の変化(無常)ひとつにしても、それを自分で制御することはできない。そのような"我"は無く、諸法は縁起で成り立つことを知るとき、人は執着から離れることが出来る。それは煩悩の火の吹き消された「涅槃の世界、寂静の境地」である。
12日間のヴィパッサナー瞑想合宿の様子を日記(ブログ)に書いたものをまとめました。
合宿中はメモを取れないので、記憶の断片をたどってのレポートです。
合宿初日
一日のスケジュールは決まっている。
4:00 起床
4:30~ 6:30 瞑想
6:30~ 8:00 朝食 (お粥とパン、古い生徒はフルーツ有)
8:00~11:00 瞑想
11:00~13:00 昼食
13:00~17:00 瞑想
17:00~18:00 休憩 (新しい生徒はフルーツを食べられる)
18:00~19:00 瞑想
19:00~20:30 ゴエンカ氏の講義(テープ、日本人は日本語に訳されたもの)
20:30~21:00 瞑想 (翌日の瞑想内容が指導される)
21:00 就寝
朝4時にチ~ンと鐘がなる。意外とすぐに起きられる。ほとんど無言で過ごすので、合図はすべて鐘を使う。4時半から瞑想だが、瞑想中に睡魔がやってくる。
入ってくる息と出て行く息をただ観察する、アーナパーナという呼吸を見る瞑想である。密教やヨーガの呼吸法のように、呼吸をコントロールしないのが特徴である。自然に呼吸をし、それを観察し続ける。普段から瞑想の一つとして行っているので、これは想定内のトレーニングだ。
朝食はお粥。日本の仏教教団でも、修行時の朝はお粥と決まっている。
各自が好きなものを好きなだけ取って食べる。
昼食はおでん。辛子とのマッチングが非常に良く美味しい。少し食べ過ぎたか?
ゴエンカ氏の話は、日本語に訳されたテープを聞く。ゴエンカ氏は聴衆のいるところで、ユーモアを交えて話しているようだが、訳されたものだけを聞くと、少し変な感じもする。1時間半は長くて眠い。メモを取ることは出来ない。初日の講義内容はよく覚えていない。
呼吸を見る瞑想はいつもやっていることなので、違和感は全然ないが、さすがに朝から晩まで瞑想していると疲れる。夜9時にはすぐ寝てしまう。
合宿二日目
今日も元気に4時起きだ。
朝の瞑想は部屋でやってもいいのだが、とりあえず瞑想ホールに行ってやる。
ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想合宿(全12日間)に参加してきました。
ヴィパッサナー瞑想については、このブログでも何度か書いていますが、お釈迦さんが悟りを啓くのに使われたと言われる瞑想法で、今でもテーラワーダ仏教で伝統的に行われています。
(厳密に言えば、現在のヴィパッサナー瞑想と、ブッダの瞑想法は異なりますが。)
ヴィパッサナー瞑想のメッカはミャンマー。そして近年アメリカでもかなり普及してきていると聞きます。アメリカは元々「禅」がかなり普及していますが、ヴィパッサナー瞑想は非常に論理的であり、その辺りがアメリカ人に受けているのではないかと思います。
ひと口にヴィパッサナー瞑想といっても、実はいろんな流派があります。ミャンマーには多くの瞑想センターがあり、各自が自分にあったセンターを探し、そこで修行しているようですが、日本ではまだヴィパッサナー瞑想を教えるところは数少ないようです。
今まで、マハーシ式のヴィパッサナー瞑想をやっていたのですが、ゴエンカさんはまた別の方法でやっていると聞いていたので、どんなものか楽しみに行きました。ゴエンカ式は、10日間の合宿が前提です。到着日と退出日を入れると12日間拘束されることになります。
10日間の合宿中は沈黙行です。特に参加者同士の会話は全く無く、目を合わせることも、ボディランゲージも一切禁止、「聖なる沈黙」を守ります。
当然テレビなどはなく、音楽、携帯電話、雑誌、筆記、等はすべて禁止です。食事は、朝と昼の2回のみ、これは伝統的な仏教の食事であり、瞑想に適した食事だと言われています。
密教とは何か?
密教は大乗仏教の中から生まれた仏教で、インドで広まり、中国を経て日本に伝えられました。大乗仏教がいつどのようにして発生したのか分からないように、密教もいつどのように発生したのか正確なことは分かりません。インド人には歴史を正確に記録するという習慣がないことと、十三世紀にインドでは仏教が滅び、多くの経典や記録が伝えられなくなったことにより、初期の仏教の様子は、断片的な情報(文献)により、推察するしかないのが現状です。
日本では、密教を歴史的に三分類して考えるのが一般的です。
一. 初期密教 呪文や呪術を使って現世利益を求めるような動きが見られます
二. 中期密教 日本に伝わった密教です。新たに起こった密教的な運動を、仏教の思想で統一し、体系化した時代です。
『大日経』と『金剛頂経』というお経を中心にまとめられました。(7C~8C前半頃)
三. 後期密教 チベットに伝わった密教です。成就法(瞑想法)が進化し、生理的ヨーガも積極的に取り入れられます。(8C後半以降)
密教は、大乗仏教と全く別物と考えるよりは、大乗仏教の教義を基にして、それに様々な修行法を加えて体系化したものと考えた方が、理解しやすいように思います。
密教では、それまでの仏教に比べて、今生きているこの世界(現世)での幸せを強く意識します。また、マントラ(真言:呪)を重視します。とはいえ、初期大乗仏教経典である般若心経の中にマントラ(真言)があるように、インド人にとってマントラ(真言)を使うことは、極めて一般的なことであり、密教固有のものとは言えないでしょう。
真言密教と真言宗
弘法大師空海が唐(中国)に渡り、805年に恵果和尚から密教を伝えられました。
816年には高野山に道場を開き、823年には東寺を賜って真言宗を確立しました。
中期密教である『大日経』と『金剛頂経』を基本経典とし、これを「両部の大経」などといいます。
空海は「今生きているこの世において幸せになる」という願いを実現する「即身成仏」の思想を掲げ、当時の国家仏教としての役割とともに、広く民衆の中に仏法を広めていったことでも有名です。
また空海は、水害に悩む人を助けるために、誰も成功しなかった満濃池という灌漑用溜池を作るなど、社会救済活動を行っています。また、身分に関わらず無料で学問を学べる「綜芸種智院」という私学を、世界で始めて設立しました。
これらの社会的な活動は、現世を重視する密教の性質をよく現しているといえるでしょう。
現在の真言宗は、弘法大師空海の教えを受け継ぎながら、時代に応じて様々な変化をしてきています。
真言宗には多くの宗派がありますが、大きく分けると、新義と古義になります。
新義は、平安後期に現れた覚鑁(かくばん)上人を中興の祖とする派で、豊山派や智山派などがあります。奈良の長谷寺、京都の智積院、成田山新勝寺、川崎大師などのお寺が有名です。
古義は、高野山派を始め多くの宗派があります。高野山金剛峯寺や京都の東寺、四国の善通寺など多くの本山があります。
現在の真言宗では、大師信仰の広がりとともに、「南無大師遍照金剛」のご宝号を唱えることが基本となっています。
四国八十八箇所の遍路では、弘法大師がいつも一緒におられるという「同行二人」の考え方を基本とし、「南無大師遍照金剛」のご宝号をお唱えします。「遍照金剛」とは、空海が恵果和尚から頂いた灌頂名であり、また真言密教の本尊である大日如来のことでもあります。
大師信仰は、弘法大師は今も生きておられるという入定信仰とともに、十世紀ころには既に始まっていると思われます。それは、天皇・貴族から一般大衆にまで、さらには対立する奈良仏教にまで幅広く慕われた空海の人徳の表れかもしれません。 【 橋本 文隆 】
インド仏教の展開
根本仏教時代
お釈迦さんは、紀元前4~5世紀頃、インド・ネパールあたりにシャカ族の王子として、母マーヤーから生まれました。
お釈迦さんの本名は、「ゴータマ・シッダールタ」と伝えられています。(ゴータマ族の成就者という意味で、後世名づけられたとも言われています。)
お釈迦さんは王子として何不自由なく裕福に暮らし、妻をめとってラーフラという息子もできますが、どんな裕福な暮らしも人生の苦悩からは逃れられないと思い、すべてを捨てて出家します。
(当時シャカ族は、国家ではなく共同体レベルの組織だったようです。王子といっても、それほど裕福ではなかったという説もあります。)
出家したお釈迦さんは、覚りを得てブッダ(仏陀)となります。ブッダとは「目覚めた人、覚りを得た人」という意味です。「仏」というのは、ブッダに漢字をあてて仏陀としたものの、頭文字を取ったものです。ですから、誰でも覚りを得れば、ブッダ(仏)になれるというのが、仏教の考え方で、天地を創ったり人を創ったりするような超越的な神は想定しません。仏教では、法(ダルマ)という言葉がよく使われます。法(ダルマ)を理解し、法(ダルマ)に従って生きるのが仏教だとも言えます。
部派仏教時代
お釈迦さんが亡くなると、高弟が集まって、お釈迦さんの教えを確認するようなことが何度か行われます。この中で、最初の経典がまとめられていきます。しかしその後100年もすると、教団は時代に応じて戒律を変えていこうとする革新派と戒律を守ろうとする保守派などに分裂していきます。分裂は繰り返され、二十ほどのグループに分裂していきます。このように多くの部派が競い合った時代を部派仏教時代といいます。
この時代にアショーカ王という王様が登場します。アショーカ王は戦に戦を重ねた後、仏教に帰依します。アショーカ王は、仏教を保護し、仏教の普及に大きな力を発揮しました。お釈迦さんの時代は新興の宗教や思想家が輩出した時代で、ジャイナ教を始め、仏教によく似た思想は他にもいろいろありました。その中で仏教だけが大きく勢力を伸ばせたのは、アショーカ王の働きによるところが大きいと言われています。
大乗仏教時代
大乗仏教がいつどのようにして誕生したのかは未だに不明ですが、紀元前後に初期大乗が出来たと考えられます。
『般若経』『法華経』『華厳経』『浄土三部経』など、日本で有名な経典は、この頃に誕生しています。
ここでは、菩薩という考え、自分の悟りよりも他人を救済する(自利よりも利他)が強調されるようになります。
その後、大乗仏教の超有名人、「ナーガルジュナ(龍樹、龍猛)」という人が現れ、『般若経』で説かれた「空」という思想をまとめ、中観派というグループの祖となります。
また、孫悟空で有名な三蔵法師(玄奘三蔵)につながる「唯識派」も誕生します。一説にはマイトレーヤ(弥勒)が「唯識派」の祖であると言われます。「唯識派」は、既にこの時代に深層心理(無意識)の働きを細かく説いています。
大乗仏教が発展したこの時代は、一方でヒンドゥー教が発展した時代でもあります。
後期大乗、密教時代
四世紀にグプタ王朝が成立してから以降、インドではヒンドゥー教が中心となっていきます。インドの国家は基本的に仏教も保護しましたが、国の中心となる宗教はヒンドゥー教であり、民衆の多くも仏教よりヒンドゥー教を求めるようになりました。
この時代、仏教はインドの伝統的な思想や行法を取り入れながら密教化していきます。しかしインドにおける仏教衰退の動きを止めることはできず、十三世紀には、インドから完全に姿を消してしまいます。
よく、仏教は密教化してヒンドゥー教と差がなくなり、そのために滅んでしまったと言う人がいますが、インドでは、部派仏教(小乗仏教)と大乗仏教と密教は、長い間共存して存在していたのです。仏教の衰退期においてさえ、部派仏教は存在したのですから、ヒンドゥー教と差がないということはないでしょう。
七世紀に三蔵法師(玄奘三蔵)がインドを訪れた時、既に仏教は衰退期に入り、密教も存在したのですが、玄奘の記録によれば、それでも部派仏教(小乗仏教)の寺院の数が一番多くなっています。したがって、仏教の密教化が衰退の原因とは考え難いでしょう。
では、数ある宗教の中でなぜ仏教だけがインドで滅んでしまったのか、その理由は未だによく分かりませんが、
一. 仏教の僧侶は、冠婚葬祭などの儀式に関わることが少なく、大衆を組織化することがなかった。
二. 元々仏教は、国家の保護の下、都市の商人を主な支援者としていたが、北インドの商業の衰退、
異民族の侵略などにより、国家や商人などの支持基盤が失われた。
三. 侵略された時、仏教の僧侶は戦うことを好まず、他の地へ移っていくため、残された民衆は他の宗教へ改宗していった。
などの理由が考えられるでしょう。
日本の仏教
日本に仏教を導入した第一人者は、かの有名な聖徳太子です。日本の仏教は中国経由で、漢文化されたものが中心なので、インド固有の思想とは異なってくるところがあります。
その後、奈良仏教が国家の保護のもと栄えていきます。南都六宗という六つの学派が有名です。
平安時代に入ると、最澄の天台宗と空海の真言宗が加わります。天台宗からは鎌倉仏教という多くの新興宗教が生まれます。
浄土教系の法然、親鸞、法華経系の日蓮、禅宗系の道元、栄西など、すべて天台宗の比叡山延暦寺で修行しています。
鎌倉仏教は日本に仏教を根付かせ、日本の文化にも大きな影響を与えていきます。
日本の仏教の始祖達は、それまでの仏典をただ正確に解釈するというより、それぞれ独自の思想で、新たな宗教を創造していくというダイナミックな動きが見られます。空海の密教の解釈も独特ですし、親鸞の宗教も他の仏教からは考えられないような独自の思想に彩られています。しかし、空海にせよ、親鸞にせよ、道元にせよ、それぞれが一流の思想にまで昇華してしまうところが、すごいところでしょう。
江戸時代に入ると、寺院は幕府の管轄下におかれ、住民(檀家)の登録・管理など行政機関の一翼を担うようになります。檀家制度は今も残っていますが、寺への登録を強制された江戸時代と異なり、自由に選択できる時代となり、寺院にとっては大きな問題となっています 【 橋本文隆 】
仏教とは何か?
仏教にはいろんな宗派がありますが、すべての宗派に共通するものは何でしょうか?
そのキーワードは、「ありのまま」 だと思います。
初期仏教には、「如実知見」という言葉があります。ありのままにものごとを見るということです。
大乗仏教には、「諸法実相」という言葉があります。実相とは、ありのままの本当の姿を意味します。
密教には、 「如実智自心」という言葉があります。ありのままに自分の心を知るということです。
私達は、様々な思い込みや色眼鏡で世界を観ています。過去の経験や体験に彩られて、主観的にものごとを観ます。
そのため主観と客観の明確な区別ができません。
例えば、ここでは緊張する必要はない、アガル必要はない、と思っても、緊張してしまうことがあります。
何かに失敗した後、終わったことを気にしても仕方がないと思っても、どうしても気になってしまうことがあります。
このように、自分の心や身体は、自分の思う通りになるものではありません。それは、様々な思惑や反応が自分の身に起こるからです。様々な思惑や反応が起こる時、如実(ありのまま)にものごとを観て、扱っていくことが出来なくなります。
仏教や密教は、その思い通りにいかない世界からの脱却方法を示しています。やり方は八万八千の法門と言われるように、たくさんあります。そのやり方のことを仏教では「方便」と言います。
自分に合った方便を通じて、仏教の心髄を身につけていただければ、大いなる喜びであります。
仏教のややこしさ(なぜ仏教はこんなにも複雑なのか?)
仏教は、お釈迦さん(ゴーダマ・ブッダ)の教えを始まりとしますが、その後歴史の中で、多くの流派(宗派)に分かれ、各宗派がそれぞれの教義を持っています。仏教が分かりにくい理由のひとつがこの宗派の多さ、教義の多様さです。
現在の仏教は大別すると、テーラワーダ仏教、大乗仏教、密教の三つに分けることができます。
テーラワーダ仏教は、上座部仏教、南伝仏教とも呼ばれ、タイ、ミャンマー、スリランカなどを中心に広がった伝統派の仏教です。以前は小乗仏教と呼ばれたこともあります。ゴーダマ・ブッダの時代の戒律を守るなど、初期の時代の仏教を色濃く残しています。
中国、朝鮮、日本に普及した仏教は、大乗仏教と呼ばれます。それまでの教義を革新的に変えていった仏教で、キリスト教でいえば、カトリックに対するプロテスタントに相当するかもしれません。中国は共産主義国家、朝鮮は儒教の精神が強く、日本の仏教の現状は、よくご存知の通りです。大乗仏教が国家や民族の基本精神として機能しているところは、非常に少ないと思います。
大乗仏教の中でも、後期に発達したものを密教と呼びます。これは、日本とチベットに残っています。日本には、空海を祖とする真言密教、最澄を祖とする天台密教があり、チベットには、また異なる密教があります。チベット仏教は、テーラワーダ仏教や大乗仏教から密教へ体系的に学ぶのを基本としています。
「テーラワーダ仏教、大乗仏教、密教」の違いは、「ユダヤ教、キリスト教、イスラム教」の違いと対比すると分かりやすいかもしれません。キリスト教とイスラム教はユダヤ教から発展してきましたが、基本的に同じ神を信じています。アラーもヤハウェも呼び名が違うだけで、同じ創造主です。ユダヤ教は、旧約聖書が聖典ですが、キリスト教は、旧約と新約の聖書が聖典です。イスラム教はコーランが聖典ですが、聖書も聖典であることには違いありません。しかしユダヤ教徒にとってコーランは、聖典になりません。
仏教に当てはめると、大乗仏教は、法華経や般若経などの大乗経典を基本経典にしながらも、テーラワーダ仏教で使われる初期仏教の経典も認めています。密教は、初期仏教経典、大乗仏教の経典も認めた上で、密教の経典を一番大切にします。逆にテーラワーダ仏教の立場からは、大乗仏教や密教の経典は、お釈迦さんの教えを変更したものですから、経典と認めるわけにはいきません。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と別宗教に分離していく西洋、中東世界に対して、内容が変わってもすべて仏教を名乗る東洋的アプローチの違いがあるように思われます。聖書も昔は、「ユダの福音書」などいろいろあったようですが、歴史の中で記述は統一されていき、異端と見なされるものは消されていきます。消された経典の中に真実があったかもしれませんが、消されていくことで教義としては単純化します。
仏教界では、いろんな人がいろんな経典を書き、それが統一されずにそのまま残っているような状況です。法華経や般若心経などの大乗経典の作者は全く不明ですが、すべて仏説(仏が説いた)と書かれています。仏教は神(絶対主)の存在を想定せず、誰のどんな教えでも、法に則っていればそれは仏の教えと考えるという性質があり、そのことが反映されているのかもしれません。しかし、いずれにせよ一般の人には分かりにくいだろうと思います。 【橋本 文隆 】
なぜ今仏教なのか?
日本は仏教国と言われますが、仏教の内容を知っている人はほとんどいません。
知っているのはインドに生まれたお釈迦さん(釈尊)が始めたものということくらいでしょう。
ところが欧米では、意外と仏教が知られていたりします。ヨーガと並んで心身を磨く良いツールとなっているようです。
そのため、キリスト教徒でありながら仏教に取り組むということも可能です。
高野山に来る観光客を見ても、外国人が非常に多いのに驚きます。
諸外国でそれくらい高く評価されている仏教が、日本では、人が死んだら訳の分からないお経を唱えるだけのもので、
私たちの人生に直接関係のあるものとは、考えられていません。
せっかく仏教という偉大の遺産(文化)を持ちながら、それを活かしていない状況は大変残念に思います。
日本は昔から、自国の偉大な文化を軽視し、外国の文化にあこがれ、それを輸入することに熱心なところがあります。
そのため日本の文化が海外で評価されると、それを逆輸入するという形がよく見られます。
もしかしたら仏教にもそのような時代が来るかもしれません。
私と仏教との出会い
全く宗教に関心の無かった私が仏教に興味を持ったのは、コーチングを始めてからです。
コーチングとは、コミュニケーションを通じて心理的に人を支援し、目標実現やより良い人生の実現を助けるものです。
コーチングはアメリカから輸入されたものですが、やればやるほど、中身は昔から日本に有ったものだと感じました。
日本は昔から教育や人材育成に非常に熱心な国であり、コーチングと呼べるようなものは昔から随所に見られます。
ただしアメリカで発達したコーチングは、西洋心理学の理論を背景にシステム化され、論理的体系的にうまくまとめられています。ものごとのシステム化は、日本より欧米の方が一般的に優れているようです。
さらに、コーチング、カウンセリング、自己啓発セミナーというものを調べていくと、その元ネタが、仏教や密教の中に見つかるということが、いろいろ出てきました。西洋心理学で無意識が扱われるようになったのは、フロイト(1856-1939)以降ですが、仏教では約2,500年前から無意識を前提とした心の扱い方を考えています。
またカウンセリングなどの心理療法で使われる「フォーカシング」や「プロセスワーク(プロセス指向心理学)」では、身体の感覚やイメージを見ていきますが、それは昔からある仏教の瞑想法に非常に似ています。
私がコーチングなどに取り入れている「ソリューション・フォーカス・アプローチ」は、欠点を修正するのではなく、人の持つリソース(資源、使えるもの)を活かしていくという手法を取りますが、これは、仏教の発展形である密教の思想と一致します。
欲求5段階説を唱えたマズローは、自己実現の上にさらに自己実現を超えるもの(トランスパーソナル)を考えました。
ユングは、マンダラやタオなどの東洋思想を西洋心理学の中に取り入れて、心理を探求しました。ユングの流れを組むプロセスワーク(プロセス指向心理学)は、夢や身体をキーにして、トランスパーソナルな世界やスピリチュアルな世界を、見せてくれます。
ケン・ウィルバーは、インド思想やタオの思想などを取り入れながら、トランスパーソナルな世界につながる意識の世界を体系化しています。
このようなトランスパーソナルな世界やスピリチュアルな世界を理解していくうえで、仏教や密教は大きな力を発揮するものと考えています。 【 橋本文隆 】
このサイトでは、人材育成、心理学、コーチング、カウンセリング、メンタル・トレーニングなどの観点からブッダや空海を扱います。
私がブッダや空海を学んだ理由は、一般の方々の役に立てることを目的としたからであり、特定に宗派や信者のためではありません。
信者にならなければ役に立たないというのであれば、今の大多数の日本人の役には立たないでしょう。
そもそもブッダの考えは、「訳も分からんものを信じるな」というものです。
目指すものは、「智慧」だと言ったのです。
このサイトでは、仏教の原点 ブッダに立ち返り、真実を見抜く「智慧」の習得を目指します。
そして、「今生きているこの世において幸せにならずして、仏教の意味があろうか」 という空海の想いを受け、今幸せになるという密教の道を明らかにしていきます。
今、世界では、日本とは逆に仏教が広まっていますが、それは宗教ではなく、自己理解や心の修行法として受け入れられているところが大きいのです。
特に、ZEN(禅)、チベット密教(ダライ・ラマ)、ヴィパッサナー瞑想 の3つは、世界に大きな影響を与え、キリスト教徒にも受け入れられているところがあります。
日本は、宗教性を排除しようとするあまり、その内実に有る貴重なメソッドまで、無視しているように思えます。
(訳の分からないお経を聞かされたら、嫌になるのも分かりますが)
ここでは、そのような日本の状況を踏まえ、経営コンサルティング、HRM(人材マネジメント)、コーチング、カウンセリング、心理学などを学び実践してきた立場から、密教・仏教を取り上げ、現代における実践的活用を目指します。 【 橋本文隆 】