MBTI 1

MBTIとは

MBTIは他の性格検査と異なります


 MBTI(エムビーティアイ:Myers-Briggs Type Indicator)は、タイプ論という枠組みをもとに、何気なく動いている心のパターンや習慣を、受けた本人が理解し、自己洞察を深め、本人の強みや成長の指針を得るためのツールであり、タイプに分類したり、性格を診断したりするための検査ではありません。

 MBTIは回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解するための座標軸として用いることを最大の目的にしています。検査結果はきっかけに用い、専門家(MBTI認定ユーザー)の支援を受けながら、MBTIを受けた本人が、洞察を深め、自分のベストフィットタイプを(しっくりくるタイプ)を見つけ出すかていそのものを重視している、世界で最も利用されている性格検査です。


MBTIの特徴は

世界24ヶ国語に翻訳され、45カ国以上で利用されています。
 MBTIは、イギリス、フランス、カナダ、スペイン、ドイツ、、ベルギー、オランダ、スウェーデン、ギリシャ、インド、韓国、中国など、24カ国語に翻訳され、現在45カ国以上に国で利用されています。

MBTIは1962年に初版が完成しました。
 MBTIは、キャサリン・クック・ブリッグス( Katharine C. Briggs) とその娘イザベル・ブリッグス・マイヤーズ( Isabel B. Myers) という親娘によって、ユングの心理学的タイプ論の考えをもとに開発され、初版が1962年に完成して以来、40年近くにわたり、研究と再開発が進められてきています。

性格を16のタイプで考えます。
 MBTIは、一人ひとりの性格を心の機能と態度の側面からみたものです。それらは、「ものの見方(感覚・直感)」 と 「判断のしかた(思考・感情)」 及び 「興味関心の方向(外向・内向)」 と 「外界の接し方(判断的態度・知覚的態度)」の4指標であらわされ、16タイプに類型化してとらえようとします。

 MBTIは、16タイプそれぞれの強み、特徴、そしてその人の今後の課題を整理し、個人の成長や人と人との違いを理解し、周囲の人との人間関係作りにも役立てることができます。

検査結果はあくまできっかけとして使用します。
 受験者は、検査結果はあくまできっかけととらえ、自分がしっくりくるタイプ、すなわち、「ベストフィットタイプ: Best Fit Type」を自分で見つけるようにします。実施者(MBTI認定ユーザー)は、その過程を支援します。


倫理規定を遵守した利用が義務づけられています。
 受験の場面は対個人、対グループなどさまざまですが、受験者本人に直接結果が報告され、本人の「ベストフィットタイプ」を見出せるよう支援し、フィードバックすることが、世界基準で決められています。

MBTIの利用場面は

MBTIは、人の心の成長にかかわるすべての場面で利用できます。


 MBTIは人の心を、心のエネルギーの方向・ものの見方・判断のしかたから、その人らしさについて考えます。その人の強み・興味関心の方向性・モチベーションの源・人間関係の持ち方・成長の指針・リーダーシップスタイル・コミュニケーションスタイル・学習スタイルなどについて、理解の促進を図ることが可能な ツールです。

●カウンセリング ●進路指導
●キャリアカウンセリング ●カウンセラーのトレーニング
●自己他者理解の研修 ●リーダーシップ開発やマネジメント開発
●教育者のトレーニング ●家族カウンセリング
●異文化理解のトレーニング   ●コミュニケーションのトレーニング
●コーチング


MBTIの実施、フィードバックの方法

MBTIは実施者(MBTI認定ユーザー)が必ずフィードバックしなければなりません。

1.MBTIの実施
MBTI は受検を希望される方にのみ実施できます。
実施時間は、15分から20分です。制限時間はあり ません。
MBTI質問項目は、二者択一形式で、全94問です。
対象は高校生以上です。

2.採点の方法
①自己採点:受検者本人が、実施者(認定ユーザ)と一緒に、 採点用テンプレート(採点盤)を用い、検査結果(報告されたタイプ:Reported Type)を「結果報告書」に記入します。
②コンピュータによる採点:認定ユーザーの希望により、コンピュータによる採点もできます。受検者が多いときに便利です。(日数がかかります)

3.フィードバックの方法 
白已採点あるいはコンピュータ採点により、「結果報告書」に記載された、受検者の「報告されたタイプ:Reported Type 」をもとに、 実施者である認定ユーザーは、「MBTI タイプ入門」や「MBTI手引」 などを参考に、MBTIの理論的な説 明を分かりやすく行いながら、受検者が自分のベストフィットタイプを見出すよう、支援します


注意事項
企業や部署など、チームで実施することは可能ですが、
  受験者本人の了承(受験の意思)が必要です。

フィードバックは、個人、グループどちらでも可能です。
フィードバックは、2時間以上の実施が義務づけられています。
 
2時間以上であれば、希望により時間を調整することは可能です。

<参考資料>日本MBTI協会パンフレット 

®MBTI and Myers-Briggs Type Indicator are registered trademarks of Consulting Psychologists Press., Inc.