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「経営品質イニシアティブ」発行のメールマガジン
「社長のリーダーシップで会社も社員も元気」
03年11月10日 第67号 今週の著者:橋本文隆
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今週の言葉
「栄光ある過去を持つ人ほど、変わることが必要になる」
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「プロ野球日本シリーズ」
●今年のプロ野球日本シリーズは、第7戦までもつれ込み、関西と九州では
大きな盛り上がりを見せました。特に関西では18年ぶりの阪神タイガース
優勝ということで、異様なまでの盛り上がりを見せているようです。近年、
大リーグに注目が集まり、野球人気への陰りがささやかれていましたが、
それを吹き飛ばすようなシリーズでした。(阪神とダイエー以外のファンには
さびしいシリーズだったかもしれませんが)
●スポーツの世界は勝負がはっきりしており、リーダーシップも見えやすい
ところもあり、私達がリーダーシップを考える上で、様々な示唆を与えてくれ
ます。プロ野球であれば、球団、監督、コーチ、チームリーダー、選手など
それぞれの立場で、リーダーシップの発揮が求められます。
●小久保が巨人に移籍することもあり、ダイエー球団のリーダーシップに関し
ても、考察したいところですが、今回はもう少し分かりやすい、監督のリーダ
ーシップを見ていきたいと思います。
●阪神星野監督は引退しましたが、星野、王両監督とも高い評価を受けて
います。(勝てば評価が上がり、負ければ、理由に関わらず評価が下がる
世界です)。二人に共通しているのは、弱小チームに就任したことと、共に
チームの生え抜きではないということです。
●王監督がダイエー監督に就任したころは、成績が振るわず、卵をぶつけら
れたり、「頼むから王辞めてくれ」と九州のファンから言われたことは有名
です。世界の王が弱小チームの監督になってもリーダーシップが発揮できず、
空回りしている姿が見られました。
●世間では王監督のリーダーシップについて、あまり語られていないように
思いますが、どん底から這い上がって優勝するチームにまで持ってきたところ
は評価できると思います。ダイエーの強さは、故根本陸夫球団社長のゼネラル
マネジャーとしての働きが大きいのですが、王監督は、根本さんの考えをうま
く引き継いでいるように見えます。
●世界の王が、しかめっ面をして「俺の時代はこうだった」などと言っていた
ら、絶対
選手はついてきません。激しい競争と自由な雰囲気の中で、活き活きと
活動する環境を創ることが、選手の力を引き出していきます。王監督自身が、
「世界の王」や「ジャイアンツ」という看板に影響されないように、変わってき
たのだと思います。世界のトップレベルにまでなった人が、また自身を変え続け
るところに、素晴らしさを感じます。過去の栄光を持ち出していたら、強いチー
ムにはならなかったでしょう。
星野監督のことを書きたかったのですが、王監督の話で長くなってしまった
ので、星野さんの話題は別の機会に書きたいと思います。阪神に来てからの
リーダーシップは、中日時代とは、一味違ったように思います。
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株式会社パフォーマンスシップ
代表取締役 橋本文隆
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